検索してみると、
(もっと調べれば出てくるのでしょうが・・・)
「Gakuto Matsumura:弦生ささと」さんの記事
「ひよひよ, hiyohiyo」さんの記事
「Takuya Matsuyama」さんの記事
ぐらいしか、参考になるものは見つかりませんでしたので、
今回行ったことを、できるだけ詳しく、残しておこうと思います。
証明書の購入先は、Certumにしました。
理由:
- コード証明書に記載される情報が少ない
- 提出する書類が少ない
ちなみに、Certumは、ポーランドの会社ですので、 タイムゾーンは、UTC+01:00 営業時間は、7時から16時までとなり、 日本の時間だと、15時から24時までになります。 作業を行う際には、上記の時間を考慮した方が、 作業が中断せずに済むかもしれません。 私の場合、メールで問い合わせを行った際には、 19時から21時の返信が多かったです。 |
私が調べた限りでは、最安値は、Comodo SSL Storeですが、
必要な書類などが、満たせそうにないため、断念しました。
それでは、取得した手順について記載いたします。
目次
- サポート対象書類
- アカウント作成
- 商品検索
- 商品購入
- お支払い情報入力
- お支払い
- アクティベーション
- メールアドレスの確認
- 本人確認準備
- 自動本人確認
- 住所の確認
- SimplySign アカウントのアクティベーション
- SimplySign Desktopのインストール
- SimplySign Mobileのインストール
- SimplySign アプリのアクティベーション
- SimplySignへの接続および、証明書のインポート
- コマンドラインによる署名
- proCertum SmartSignによる署名
1.サポート対象文書
記載されている文書を見つけましたので、リンクを記載します。
what-documents-are-supported
日本では、
- Japan Electronic Passport 2006 (TR Series)
- Japan Electronic Passport 2006 (XS Series)
- Japan Electronic Passport 2013 (MU Series)
- Japan Electronic Passport 2020 (MJ Series)
- Japan Electronic Passport 2020 (TT Series)
ヨーロッパ系は、運転免許証でも良いようですが、 その他は、ほとんどパスポートのみのようです。 |
それと、11.住所の確認で
「英字で書かれた住所が確認できる請求書」が必要になりますので、
準備しておきます。
2.アカウント作成
https://certum.store/ に接続します。
下図のような画面が表示されますので、右上の
[Account] - [Create an Account]メニューを選択します。

下図のような画面が表示されましたら、各項目を入力し、
一番下にある[Create an Account]ボタンを押します。


入力内容に問題が無ければ、元の画面に戻ります。
また、下図のようなメールが届いていれば、
先ほど入力したメールアドレスに問題がないことが確認できます。
届いていない場合には、迷惑メールなどになっていないか確認します。 |
From | Certum Store <infolinia@certum.pl> |
---|---|
Subject | Confirmation of creating new account in Certum Store |

3.商品検索
ログインされている状態になっていることを確認し、
[DATA SECURITY] - [Code Signing]メニューを選択します。

左側に商品を絞り込むメニューが表示されますので、
[TYPE] - [Standard]メニューを選択します。
オープンソースの開発者であれば、 [TYPE] - [Open Source]メニューになります。 「ひよひよ, hiyohiyo」さんの記事 参照 |

絞り込まれると、下図のような画面になります。

3つのタイプがあります。
- [in the Cloud]
クラウドソリューション(SimplySign)により、物理的なカードとリーダーが不要 - [electronic code]
Certumカードと互換性のあるカードとリーダーが必要 - [set]
コード署名証明書と3.5 暗号化カードがセット
(certum.store リンク画像)
今回は、[in the Cloud]にしてみました。
[in the Cloud]の[More >]ボタンを選択します。
4.商品購入
3年の方が安いので、今回は3年としました。
[validity]から"3 years"を選択し、[Add to Cart]ボタンを押します。

これ以上、購入するものがないので、
上の方にある[My Cart]メニューを選択し、
表示されたポップアップの[View Cart]ボタンを押します。

下図のような画面が表示されましたら、
[Country]から"Japan"を選択し、
[Proceed to Checkout]ボタンを押して、お支払いに進みます。

5.お支払い情報入力
まずは、購入者の住所を登録するので、
[Buyer Address] - [Add new]ボタンを押します。

下図のような画面が表示されるので、各項目を入力し、
[Save and use this address]ボタンを押します。

上記で入力した内容が、下図のように切り替わります。

[Email Address]は、アカウント作成時に入力した内容が表示されたので、
そのままにしてあります。

お支払い方法は、クレジットカードにしようと思ったので、
[Card payments]ラジオボタンを選択しました。
チェックボックスの内容を確認し、
[PLACE ORDER]ボタンを押すと、お支払いの画面に移ります。

実際は、[PayPal]にしようか迷っていました。 案の定、クレジットカード会社の不正防止システムが 決済を勝手に拒否(Reject)してしまいました。 クレジットカード会社に問い合わせたところ、 海外サイトでは不正が良くあるので拒否するらしい。 拒否した決済は、もとに戻せないので、 購入先に連絡してほしいと言われました。 |
ポーランドの決済システムを使う人が多いとは思いませんが、 勝手に拒否しないでほしいです。 しかも、このクレジットカードを取得する際の用途に、 「ソフトウェア開発に伴う経費」のような 記載をしたのですが、見ていないようです。 記載の意味がありませんでした。 不正防止であれば、その時点で携帯電話に通知して、 2段階認証すれば決済を通す、とかできると思うのですが・・・。 以前、そういう場合には、電話がかかってきて、 本人が購入したことが分かれば 決済を通してくれていました。 システム化を進めたのに、サービスが低下したのでは、 元も子もないです。 |
23:59までは、同じ決済システムからの要求は 通せるようにするとのこと。 (24時間有効というわけではなく、日本時間の今日中) 23:59以降でも、事前に連絡すれば緩和は可能とのこと。 (24時過ぎた場合は、毎回連絡が必要ということです。) ポーランドとの時差は8時間あるので、 15時以降でないと、対応はできないと思う。間に合うのか?・・・ 一応メールで問い合わせを実施。 18:42に、「再度、購入し直しが必要」と返信があり、 少しほっとしましたが、 商品を買いなおすところからやり直しになりました。 |
なので、 クレジットカードで決済をする方は、これ以降に記載している [お支払い]の作業を行う前に、クレジットカード会社に連絡する か、 PayPalで決済する か、検討しても良いかもしれません。 「問題があったとき、弊社が負担・・・」とか言っていたので、 国際ブランドのプロパーのクレジットカードや、 大手が行っている、提携のクレジットカードなら 今回のようなことは起きなかったのだと思います。 |
メールが2通届いていると思います。
1通目は、下記のメールで、アクティベーションの項で使用しますので、
いったん、ここでは確認しません。
お支払いが済んでいない状態でも、 アクティベーション処理が進める、ということだと思いますが、 お支払いが失敗すると、最初からやり直しになるので、 お支払いが済んでから実施することをお勧めします。 |
2通目は、下記のようなメールになります。
すでにお支払いの画面に遷移しているのであれば、
内容を確認するだけだと思います。
From | Certum Store <infolinia@certum.pl> |
---|---|
Subject | Order confirmation オーダー番号 |


6.お支払い
下図のような画面が表示されましたら、
各項目を入力し、[Pay]ボタンを押します。

問題なく決済が通ると、決済出来た旨のメッセージが表示され、
下図の画面に移動します。
(時間で画面遷移するようになっているので、
メッセージの画面をキャプチャできませんでした。)

"In progress"になっていれば、決済は通っていると思います。
決済が通っていない場合には、"Dotpay payment canceld"になっていました。
また、下記のようなメールが届いていると思います。
From | Dotpay online payments <transakcje@dotpay.pl> |
---|---|
Subject | Dotpay payment information Order confirmation 取引番号 |

7.アクティベーション
[お支払い情報入力]の項で届いていた1通目のメールですが、
下記のようなメールが届いていると思いますので、
[Begin activation]ボタンを押します。
From | Certum Store <infolinia@certum.pl> |
---|---|
Subject | Activate the certificate. Order オーダー番号 |

下図のような画面が表示されましたら、
購入した内容を確認のうえ、[Activate]ボタンを押します。

下図のような画面が表示されましたら、[Next]ボタンを押します。
購入する際に、Cloudタイプを選択しているので、 ほかに選択するものがないと思われる。 |

下図のような画面が表示されましたら、
[Key size]から"任意の値"を選択し、[Next]ボタンを押します。
私は、"4096"にしました。 |

下図のような画面が表示されましたら、
証明書に記載される項目になりますので、
下図を参考に入力してみてください。
入力が終わりましたら、[Next]ボタンを押します。

下図のような画面が表示されましたら、
先ほどの画面で入力した内容の確認を行ってください。
これ以降では変更ができないようです。 |

[Vefification method]は、"automated identity verification"を選択しました。
「自動で認証できなかったら、書類で実施」らしいです。 |

チェックボックスの内容を確認し、[Activate]ボタンを押します。

下図のような画面が表示されましたら、
購入した項目が、[Activate]ボタンではなく、
[Verify e-mail]ボタンなどに変わっていれば、問題ないかと思います。

メールが3通届いていると思います。
私の場合、3通目は15分後に届きました。 |
1通目は、
今後の手順について記載されています。
Step1は、メールアドレスの確認
Step2は、個人は不要
Step3は、身元の確認
だそうです。
From | Certification Authority <autoresponder2@certum.pl> |
---|---|
Subject | Certificate request has been created - certificate for アカウント名 - オーダー番号 |
Hello, thank you for ordering certificate Standard Code Signing SimplySign for FirstName LastName. In order to receive certificate Standard Code Signing SimplySign, verification of the email address and verification of the identity of the Subscriber and the ongoing project is required. Review the information below.
Step I A separate message containing a verification link and further instructions will be sent to the email address provided in the certificate details.
Step II Information about the organization is verified by the Certum team in publicly available registers, e.g. DUNS, National Court Register, Central Statistical Office, Central Registration and Information on Business (read more). If your organization is not on the register, we will ask you to provide a valid business registration document. In the case of a certificate for an individual, this step is skipped.
Step III The last step is to confirm the identity of the Subscriber. If automatic verification (ARIADNEXT) is selected, a message will be sent to the address provided in the order containing a link to start automatic identity verification. In case of problems with automatic verification, or if document-based verification is selected, Certum requires the following documents:
or if the above requirements cannot be met:
We can also confirm your identity on the basis of a valid qualified certificate issued for the Subscriber by Certum.
Additionally required
Validity of the documents being the basis for verification of the certificate:
A set of documents should be sent to Certum as a scan, by e-mail to ccp@certum.pl.* In justified cases, the Certum team may ask for sending additional documents necessary for proper verification. * NOTE: Documents delivered to Certum by e-mail should be sent in a password-protected file, please contact the Certum technical support helpline in order to determine how to transfer the password. Contact the helpline at: https://www.certum.eu/en/contact/ |
2通目は、
"次のステップについてお知らせするメールを送る"という内容が記載されています。
1通目のメールのことですね。
From | <simplysign@assecods.pl> |
---|---|
Subject | Welcome to Certum! |

3通目は、
1通目に記載されている、Step1の「メールアドレスの確認」作業になります。
次項で説明いたします。
8.メールアドレスの確認
下記のようなメール(上記の3通目)が届くと思いますので、
リンクをクリックするか、ブラウザーにアドレスを貼り付けます。
From | Certification Authority <autoresponder2@certum.pl> |
---|---|
Subject | Email verification - - アカウント名 - オーダー番号 |
Hello, To complete the email address verification process for certificate Standard Code Signing SimplySign, click on the link below: Verify the email address
or copy it to the address bar of your web browser: https://cservices.certum.pl/muc-customer/emailVerification?themeId=xxxx&verificationId=yyyy&language=en
Note: If you have not placed order for the certificate, please do not proceed with verification and inform the Certum team immediately (ccp@certum.pl). |
下図のような画面が表示されましたら、[Verify]ボタンを押します。

下図のような画面が表示されれば問題ないかと思います。

9.本人確認準備
下記のようなメールが届いていると思いますので、
リンクをクリックするか、ブラウザーにアドレスを貼り付けます。
From | Certification Authority <autoresponder2@certum.pl> |
---|---|
Subject | Identity verification - オーダー番号 |
Hello, in order to receive a certificate, identity verification of FirstName LastName for certificate FirstName LastNameis required. A message containing a link to the ARIADNEXT system will be sent to the address provided in the certification application, which will enable automatic identity verification To continue the process, click on the link below which will take you to the Certum website: Generate verification link
https://cservices.certum.pl/muc-customer/applicationVerification?themeId=xxxx&partnerId=yyyy&verificationId=zzzz&language=en
What should you know?
|
注意書きですが、
- 検証はARIADNEXTのシステムを使って行われる。
- このリンクは、認証プロセスを1度だけ開始でき、24時間有効。
- 認証には、カメラとインターネットにアクセスできる端末が必要。
スマートフォンなどのモバイルデバイスで認証することを推奨。 - 認証プロセス全体は5分以上かかることはない。
モバイルデバイス推奨ですが、画面キャプチャしたいので、 あえてパソコンで進めたいと思います。 失敗した場合については、下記で説明いたします。 |
下図のような画面が表示されましたら、チェックボックスの内容を確認し、
[Start ARIADNEXT verification]ボタンを押します。
このリンクは、認証プロセスを1度だけ開始でき、24時間有効 は、このボタンを押して生成されるリンクのことです。 準備ができるまで、押さない方が良いです。 |

下図のような画面が表示されましたら、
本人確認用のリンクが生成されましたので、
メールが届くまでしばらく待ちます。
私の場合、15分後に届きました。 |

10.自動本人確認
下記のようなメールが届いていると思いますので、
リンクをクリックするか、ブラウザーにアドレスを貼り付けます。
From | Certification Authority <autoresponder2@certum.pl> |
---|---|
Subject | Identity verification - start the ARIADNEXT process - オーダー番号 |
Hello, Certum's certificate service has started the process of verifying the identity of FirstName LastName for certificate FirstName LastName. 1. How to prepare for verification?
Web browser requirements:
2. How does the verification process work on a smartphone? Clicking on the link below will start the identity verification process
Click on the link below to run the verification process:
Start the automatic verification process
https://sdkweb.idcheck.io/v2/ariadnext/vvvvvvvv-wwww-xxxx-yyyy-zzzzzzzzzzzz |
下図のような画面が表示されましたら、
このリンクは、認証プロセスを1度だけ開始でき、24時間有効 |
この画面ではない場合には、次に進んでください。

下記のようなメールを送ると、再度、
本人確認用のメールを発行してもらえます。
あくまで、参考の文面ですので、書き直して使ってくださいね。 赤文字は間違わないように注意してください。 |
To | ccp@certum.pl |
---|---|
Subject | Re: Identity verification - start the ARIADNEXT process - オーダー番号 |
To whom this may concern, |
下図のような画面が表示されましたら、
カメラにアクセスする旨が記載されていますので、[Continue]ボタンを押します。

下図のような画面が表示されましたら、
キャプチャーしたパスポートをアップロードする必要があるので、
[Browse file]ボタンを押し、ファイルを選択してください。

下図のような画面が表示され、アップロードされた画像の解析が行われます。

下図のような画面が表示されましたら、
アップロードした画像から情報が取得できなかったため、
パスポートをキャプチャーしなおしてください。
[Retry]ボタンを押して、再度アップロードしなおしてください。
この画面ではない場合には、次に進んでください。

下図のような画面が表示されましたら、
アップロードした画像から情報が取得できたため、[Continue]ボタンを押します。

下図のような画面が表示されましたら、
「顔全体がおさまるように、正しい位置に合わせる」
という説明ですので、[Next >]ボタンを押します。

下図のような画面が表示されましたら、
「指示されたら、指示された方向にゆっくりと頭を傾ける」
という説明ですので、[Got it]ボタンを押します。
[Got it]ボタンを押すと、カメラによる本人確認が開始されます。 |

指示がありますので、従っていきます。まずは、
「顔全体がおさまるように、正しい位置に合わせる」
ようにします。認識されたら次は、
「指示されたら、指示された方向にゆっくりと頭を傾ける」
ようにします。
下図のような画面が表示されましたら、問題なく本人確認ができております。

失敗するパターンが起きなかったので、残念ですが、 [Retry]ボタンがある、画面になるのではないでしょうか。 もし、自動本人確認による本人確認をあきらめる場合には、 書類による確認が必要となります。 方法としては、下記の「住所の確認」で送る資料に、 パスポートも含める必要があります。 |
11.住所の確認
下記のようなメールが届いていると思いますので、
「英字で書かれた住所が確認できる請求書」を準備します。
英字の住所は、
アクティベーション時に入力した LocalityまたはStateが、記載されている必要があります。 |
From | Certification Authority <ccp@certum.pl> |
---|---|
Subject | Complete the verification process for your order オーダー番号 |
Dear Sir/Madam,
|
「英字で書かれた住所が確認できる請求書」が準備できましたら、
カメラまたはスキャナーで、画像ファイルにします。
パスワードをつけて、圧縮します。
7zipでもよかったのですが、 相手側が解凍できるかわからなかったため 私は、zipにしました。 「英字で書かれた住所が確認できる請求書」として、 私は、銀行の残高証明書を準備しました。 下図はサンプルです。 |

圧縮ファイルが出来上がりましたら、
上記で受け取ったメールをもとに、返信用のメールを作成します。
内容をよく確認し、送信します。
あくまで、参考の文面ですので、書き直して使ってくださいね。 赤文字があっているか確認ください。 圧縮ファイルを添付します。 また、パスワードは、infolinia@certum.plに送りますので、 ここに記載しないでください。 |
To | ccp@certum.pl |
---|---|
Subject | Re: Complete the verification process for your order オーダー番号 |
To whom this may concern, |
パスワードを送信するためのメールを作成します。
内容をよく確認し、送信します。
あくまで、参考の文面ですので、書き直して使ってくださいね。 赤文字があっているか確認ください。 |
To | infolinia@certum.pl |
---|---|
Subject | Please forward to the relevant department |
To whom this may concern, |
infolinia@certum.plの担当者から、ccp@certum.plの担当者に、
パスワードが転送されると、下記のようなメールが届きます。
私の場合、約1日後に届きました。 |
To | BOK Certum <infolinia@certum.pl> |
---|---|
Subject | Odp: Please forward to the relevant department |
Hello, thank you, the password has been forwarded to the appropriate department. |
住所の確認が終わると、メールが3通届きます。
1通目は、
SimplySign アカウントのアクティベーションの手順について記載されています。
12.SimplySign アカウントのアクティベーションの項で、説明いたします。
2通目は、
アクティベーション コードが記載されています。
12.SimplySign アカウントのアクティベーションの項で、説明いたします。
3通目は、
証明書(公開鍵)が作成された旨が記載されています。
念のため作成されているか確認するには、リンクをクリックします。
Subjectの欄に、今回登録した内容であれば問題ないかと思います。
From | Certification Authority <autoresponder2@certum.pl> |
---|---|
Subject | Certificate has been created - オーダー番号 |
Hello, certificate Standard Code Signing SimplySign with serial number 1a234b5cdefa6b78c90123de45f67a89 for FirstName LastName has been issued. The certificate will expire on DD.MM.YYYY HH:MM UTC+1
Certificate installation can be done through your customer account in the Certum system. https://cservices.certum.pl/muc-customer/partner/customerCertificate/view?themeId=default&linkId=1234a56b7c890def1a23456789bc0de1234f567a&language=en
|
12.SimplySign アカウントのアクティベーション
[住所の確認]の項で届いていた2通目のメールですが、
下記のようなメールが届いていると思います。
1通目のメールのリンク先で使用するアクティベーションコードになります。
From | <simplysign@assecods.pl> |
---|---|
Subject | Activation code to activate/regain your SimplySign account |

[住所の確認]の項で届いていた1通目のメールですが、
下記のようなメールが届いていると思いますので、リンクをクリックします。
注意事項: セキュリティ上の理由から、 このメッセージを受け取ってから24時間以内であれば、 手続きを行うことが可能です。 この間に手続きを行わなかった場合は、 再度手続きを行ってください。 |
From | <simplysign@assecods.pl> |
---|---|
Subject | Activating/regaining access to the SimplySign service |



下図のような画面が表示されましたら、2通目のメールに記載されていた
アクティベーションコードを入力し、[Send]ボタンを押します。

下図のような画面が表示されましたら、
このあとの作業で使用しますので、画面を閉じないでください。
私は、画面キャプチャ―して保存しておきました。 ちなみに、下図のQRコードは違うものに書き換えています。 |

下記のようなメールが届くと思います。
アクティベーションが完了した旨の内容になります。
届くまで、13.proCertum Windowsアプリのインストールおよび、
14.SimplySign Mobileのインストールを進めます。
私の場合、次の営業時間に届きました。 |
From | Certification Authority <autoresponder2@certum.pl> |
---|---|
Subject | Certificate has been created - オーダー番号 |

13.SimplySign Desktopのインストール
https://support.certum.eu/en/cert-offer-software-and-libraries/ に接続します。
下図のような画面が表示されますので、
自分の環境にあったものをダウンロードします。
今回の記事では、[in the Cloud]を選んでおりますので、 こちらの説明を行います。 |

ダウンロードしたインストーラーを起動すると、
下図のような画面が表示されますので、[Next >]ボタンを押します。

下図のような画面が表示されますので、
[I accept the terms in the license agreement]ラジオボタンを選択し、
[Next >]ボタンを押します。

下図のような画面が表示されますので、[Install]ボタンを押します。

下図のような画面が表示されますので、[Finish]ボタンを押します。

14.SimplySign Mobileのインストール
私のモバイル端末は、Androidですので、 Android端末の場合について記載します。 |
"SimplySign"で検索を行います。
検索結果からアプリを選択すると、下図のような画面が表示されますので、
[インストール]ボタンを押します。

インストールが終了すると、下図のような画面が表示されますので、
[開く]ボタンを押します。

15.SimplySign アプリのアクティベーション
アプリが起動しましたら、下図のような画面が表示されますので、
[Accept]ボタンを押します。
良くは調べていませんが、 存在しないWebページを表示しようとしているのかと思われます。 |

下図のような画面が表示されますので、[OK]ボタンを押します。
生体認証を有効にしている場合には、表示されないと思います。 また、SimplySign Desktopにログインする際の トークン発行のみであれば不要だと思われます。 |

下図のような画面が表示されますので、[Active application]ボタンを押します。

下図のような画面が表示されますので、
[Other activation methods]リンクを押します。

下図のような画面が表示されますので、[QR code]ボタンを押します。

下図のような画面が表示されますので、
12.SimplySign アカウントのアクティベーションの項で表示された
QRコードをスキャンします。

下図のような画面が表示されますので、[Generate token]ラジオボタンを選択し、
[Finish activation]ボタンを押します。

下図のような画面が表示されましたら、
[Generate forst token]ボタンを押します。

下図のような画面が表示され、
トークンが表示されていればアクティベーションは終了です。

16.SimplySignへの接続および、証明書のインポート
タスクトレイにある[SimplySign Desktop]アイコンを右クリックし、
[Connect to SimplySign]メニューを選択します。
アイコンがない場合には、[SimplySign]アプリを起動します。 |

下図のような画面が表示されますので、
モバイル端末側で[SimplySign]を起動し、
[ID]およびモバイル端末側で表示された[Token]を入力後、[Ok]ボタンを押します。

下図のような[通知]が表示されれば、接続できています。

タスクトレイにある[SimplySign Desktop]アイコンを右クリックし、
[Manage certificates] - [Cerrtificate list]メニューを選択します。

下図のような画面が表示されますので、
今回取得した証明書を右クリックし、[Show certicicate]メニューを選択します。

下図のような画面が表示されますので、
[証明書のインストール(I)...]ボタンを押します。

下図のような画面が表示されますので、
[現在のユーザー(C)]ラジオボタンが選択されていることを確認し、
[次へ(N)]ボタンを押します

下図のような画面が表示されますので、
[証明書の種類に基づいて、自動的に証明書ストアを選択する]ラジオボタンが
選択されていることを確認し、[次へ(N)]ボタンを押します

下図のような画面が表示されますので、
[完了(F)]ボタンを押します

下図のような画面が表示されますので、[OK]ボタンを押します。

[ユーザー証明書の管理]アプリを起動します。
Windowsの検索にて、下記の単語を検索してみてください。
|
今回取得した証明書が追加されていることを確認します。

17.コマンドラインによる署名
Visual Studioをインストールしている方は、
[Developer Command Prompt]を起動します。
それ以外の方は、"signtool"にパスを通すなど行ってください。
署名の際には、SimplySignに接続している必要があります。 接続していない場合、[ログイン]画面が表示されます。 |
********************************************************************** ** Visual Studio 2022 Developer Command Prompt v17.4.4 ** Copyright (c) 2022 Microsoft Corporation ********************************************************************** [vcvarsall.bat] Environment initialized for: 'x64' C:\Program Files\Microsoft Visual Studio\2022\Community> cd C:\Users\murui_no_neko_zuki\SignTest REM ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ REM 署名 REM /n 署名証明書のサブジェクトの名前 REM ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ C:\Users\murui_no_neko_zuki\SignTest> signtool sign /n "名前" /t http://time.certum.pl /fd sha256 /v ファイル名1 The following certificate was selected: Issued to: 署名証明書のサブジェクトの名前 Issued by: Certum Code Signing 2021 CA Expires: Thu Jan 01 00:00:00 2026 SHA1 hash: 0000A00A0A000AAA0A00000000AA0AA0000A000A Done Adding Additional Store Successfully signed: ファイル名1 Number of files successfully Signed: 1 Number of warnings: 0 Number of errors: 0 REM ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ REM 署名確認 REM ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ C:\Users\murui_no_neko_zuki\SignTest> signtool verify /pa ファイル名1 File: ファイル名1 Index Algorithm Timestamp ======================================== 0 sha256 Authenticode Successfully verified: ファイル名1 REM ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ REM 複数署名 REM ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ C:\Users\murui_no_neko_zuki\SignTest> signtool sign /n "名前" /t http://time.certum.pl /fd sha256 /v ファイル名1 ファイル名2 The following certificate was selected: Issued to: 署名証明書のサブジェクトの名前 Issued by: Certum Code Signing 2021 CA Expires: Thu Jan 01 00:00:00 2026 SHA1 hash: 0000A00A0A000AAA0A00000000AA0AA0000A000A Done Adding Additional Store Successfully signed: ファイル名1 Successfully signed: ファイル名2 Number of files successfully Signed: 2 Number of warnings: 0 Number of errors: 0 REM ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ REM 複数署名確認 REM ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ C:\Users\murui_no_neko_zuki\SignTest> signtool verify /pa ファイル名1 ファイル名2 File: ファイル名1 Index Algorithm Timestamp ======================================== 0 sha256 Authenticode Successfully verified: ファイル名1 File: ファイル名2 Index==Algorithm==Timestamp==== ======================================== 0 sha256 Authenticode Successfully verified: ファイル名2 C:\Users\murui_no_neko_zuki\SignTest> |
残りは、また後日記載いたします。
18.proCertum SmartSignによる署名
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