更新日 | 更新内容 |
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2025/02/22 | "あやしいメール"と判断する振り分けの条件を追加/修正 |
2024/01/30 | "あやしいメール"と判断する振り分けの条件を追加 |
よく、Amazonなどの有名な企業を騙ったメールが来たりします。
みなさま、どうしていますか?
プロバイダーや、メールソフト(メーラー)の
迷惑メール対策機能などに頼っていたりするのでしょうか?
文面を見ても、見分けがつかないメールが、最近多くなってきていますので、
私が見分けている方法について記載いたしますので、参考にしてください。
お約束ですが、これをやっていれば、 絶対に安心というわけではありませんので、悪しからず。 |
まずは、下図を見ていただきたいのですが、
- 差出人(From:)
- "amazon pay"などの画像
- "マイストア"のリンク(画像上ではわかりませんが・・・)


それもそのはず、
- 差出人(From:)は、Amazonのドメイン
- "amazon pay"などの画像は、Amazonのサイトにある画像
- "マイストア"のリンク先は、AmazonのサイトのURL
本物をコピーして作ったのかもしれません。
このメールを確認した結果が、下記になります。
このメールを送信している方が、
"Amazonのコンテンツを不正に利用している"ことは問題です。
上記の結果を見てもらうとわかる通り、
リンク全部を確認するには、数が多すぎますが、
メールヘッダーで判別したうえで、
本当に関係しそうなメールだけ、リンクを確認したほうが、
手間が少なくなると思います。
下記は、私が使っているメーラーに設定している、
"あやしいメール"と判断する振り分けの条件です。
項目 | 値 | 条件 | 備考 |
---|---|---|---|
Date: | +0800 | を含む | |
Received-SPF: | fail | で始まる | 2024/01/30 追加 |
Received-SPF: | softfail | で始まる | 2025/02/22 追加 |
Received-SPF: | neutral | で始まる | 2025/02/22 追加 |
Received-SPF: | temperror | で始まる | 2025/02/22 修正 |
Received-SPF: | permerror | で始まる | 2025/02/22 修正 |
Received-SPF: | none | で始まる | 2024/01/30 追加 |
Received: | +0800 | を含む | 2024/01/30 追加 |
Received: | .local | を含む | *1 |
Message-ID: | @[0-9]{1,3}\.[0-9]{1,3}\.[0-9]{1,3}\.[0-9]{1,3} | を含む(正規表現) | |
X-Mailer: | Supmailer | を含む | |
X-Mailer: | Foxmail | を含む | |
X-Mailer: | NetEase FlashMail | を含む | 2024/01/30 追加 |
など |
いずれかに該当したからと言って、
必ずしもあやしいとは言い切れませんので、
本当に関係しそうなメールだけ、
リンクをチェックするようにしております。
ヘッダー情報での振り分けができるメーラーとまでは言いませんが、
最低でも、ヘッダー情報が確認できるメーラーをお勧めいたします。
以上になります。
コメント
コメント一覧 (2)
引っかからないための最善策は、「利用登録済みの業者」と思われるメッセージが来たとき、自分の手でブラウザから業者のサイトにログインするのが一番です。最近はCallToActionが流行っているけど、言われるままではなく自身の意志で行動するのは重要なことです。
無類のねこ好き
が
しました
> 自分の手でブラウザから業者のサイトにログインするのが一番です。
はい、おっしゃる通り、それが最善です。
ただ、本当のメッセージかつ、
サイトによっては、その場所に到達するのが難しい場合や、
認証メール以外でも、サイト上では到達できないURLの場合が
私の場合ありましたので、
そういう場合に、参考にしていただければと幸いです。
> 言われるままではなく自身の意志で行動するのは重要なことです。
まったく同感です。
今更このような記事を書いた理由も、そういう思いからです。
無類のねこ好き
が
しました